海面に浮かぶ塩の結晶だけを丁寧に収穫した貴重品 【プレミアムシーソルト】 塩田の水面に浮かんだ塩の結晶、それがプレミアム・シーソルト。

ポルトガル語でフロール・デ・サル(塩の花、の意味)と呼びます。

時間が経つと結晶が大きくなり塩田に沈んでしまう(これがトラディショナル・シーソルトになります)ため、沈む前に専用の道具ですくい取らなければなりません。

収穫できる時期が限られている、貴重な「塩の結晶」です。

また、水面に薄く白い膜を張る様子から、ポルトガルでは海のクリーム(ナタ・ド・マル)とも呼ばれ、珍重されています。

塩の結晶は柔らかなフレーク状で、指の間でつぶすと粉状になります。

少し湿気を含み、しっとりしています。

旨味(「あまみ」に近い「うまみ」)が豊か。

海の成分をたっぷり含みます。

料理の仕上げに。

また卓上塩として。

フランス料理などの仕上げとして使われます。

【1997年創業 伝統的な塩田の復興を成功させたNECTON】 太陽が照り付けるポルトガルの南、アルガルヴェ地方。

そこには、昔ながらの方法で職人が塩を収穫する姿が見れらます。

生産者NECTONは1997年創業、微細藻類の研究をきっかけに、伝統的な塩田の復興を手掛け、成功させた若い研究者たちでした。

【優れた自然環境の中に広がる塩田】 ーリーア・フォルモーザ自然公園ー 塩田のあるリーア・フォルモーザは、ロウレ、ファーロ、オリャオン、タヴィーラ、ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオの自治区にまたがる広い自然公園。

ポルトガルの7つの偉大な自然の一つに選ばれたこの公園は合計面積18400ヘクタール、東西60キロ長、最大幅6キロ。

自然保護区に指定されていて、南に大西洋、北には塩田や小さな砂浜が見られます。

このエリアでは、塩田の他、入江で釣りを楽しんだり、自然と戯れることができます。

重工業が存在しないことによって、きれいな水質が保たれ、塩の品質が脅かされる心配がないのが大きな特徴です。

ー塩田とエコシステム(生態系)ー 伝統的な塩田業は自然環境に優しい、サステイナブル(持続可能)な経済活動です。

ここでは、微細藻類、塩生植物類、鳥類と共に生態系(エコシステム)を作っています。

塩田を囲う植物たちは、水鳥の保護に重要な役割を果たしています。

最も多く見かける動物は、オオフラミンゴ、コサギ、アオサギ、シギ、セイタカシギ、ソリハリセイタカシギ。

微細藻類の中では、ドナリエラが塩田の生態系では食物連鎖のスタート地点であり、アリテミア(多くの水鳥のフードチェーンのベースとなる大型無脊椎動物)のエサとなっています。

また、塩田にはサリコニアなど、フランスやイタリアで食用として知られる植物も見られます。

このことは、リーア・フォルモーザが、生物学的、環境学的、どちらの面からも、貴重な生物が生存する重要な保護区であることを表しています。

海岸に面したユニークな、サステイナブル・エリアなのです。

●スローフード協会賞、ポルトガル農業賞受賞、ナチュール・エ・プログレ認定商品 昔ながらの塩田を復活させ、塩作りという産業を地元に確立させたジョアン・ナヴァーリョさんは、この貴重な塩を輸出するために、1997年、NaturProgresやベルギーの EcoCertの証明を取得のために動き出しました。

これらの基準は、埋め立ての禁止、エコシステムに入ってくる鳥の保護、入場車両制限、天然水以外の水の塩田内での使用禁止、器具は木製または伝統的な手工業品に限るなど、厳しいものでしたが、基準を満たすように、環境を整備しました。

また、今日でも、塩田の水と塩は農薬、放射能、鉛、水銀、など重金属に汚染されていないか、厳しいチェックを受けています。

ナヴァーリョさんは、塩職人たちを「季節労働者」ではなく、年間を通して雇用できるように、夏以外の時期にも仕事を与えるなど、雇用創出の機会を創出しました。

こうした様々な努力が認められ、2001年にはスローフード協会賞、翌年には、ポルトガル農業賞の栄誉を与えられました。

ナヴァーリョさんは「プレミアム・シーソルトは、少量、スパイスのように使えます。

サラダや生で食べるもの、または料理の仕上げに使ってください」「卵焼きなど、シンプルな料理ほど、塩の美味しさがよくわかりますよ」と教えてくれました。

商品の詳細 品 名 プレミアム・シーソルト(フロール・デ・サル) 原 材 料 100% 大西洋の自然海塩 内 容 量 500g(お徳用サイズ) 100g中の成分 マグネシウム 650mgカルシウム 130mgカリウム 170mg鉄分 410マイクログラムヨウ素 500マイクログラム 備 考 ※このお塩は火入れやろ過などの工程を一切加えていません。

ごく稀に石や砂などが混じっている場合がありますが、品質上問題はございません。

※収穫時の気候条件により、塩の色が茶色っぽくなる場合がございますが、品質上問題はございません。

※開封後は、湿度の高い所を避けて保管して下さい。

プレミアム・シーソルト トラディショナル・シーソルト(顆粒) トラディショナル・シーソルト(粗粒) 特徴 フレーク状、指の間でつぶすと粉状に。

少し湿気を含む。

細かな粒状。

少し湿気を含む。

大きめの粒。

少し湿気を含む。

形 味わい 「あまみ」に近い「旨味」が豊か 粒が細かいため若干辛く感じる ゆっくり溶けて、素材にしみ込む 使い方 料理の仕上げに。

また卓上塩として。

塩そのものの味を楽しむ あらゆるお料理に最適 スープや煮込み料理に。

漬物にも。

水分の多い料理、塩豚など 2、3日塩漬けするようなもの 調理例  おにぎり、焼き鳥、天ぷら、  サラダやマリネの仕上げ、  豚肉や鶏肉のマリネなど  煮物、焼き物、スープ、  ドレッシングやマリネなど  味付けに  パスタをゆでる時、  スープ、シチュー、煮込み 塩の歴史 塩は、おそらく人類が初めて意識的に栄養素として使用したミネラルであると推測されます。

食を保存するのに塩が有効であると、人類は早くに気づいたようです。

紀元前2700年のものとされる中国の薬理学の文献に、すでに40種類の塩についての記述があり、また製法については現在のものと驚くほどよく似ています。

エジプトではミイラを作るのに塩を使い、ギリシャでは通貨として、ローマ人たちは塩(SAL)を給料(SALARIUM ARGENTUM)代わりにもらっていました。

塩をめぐって戦争や紛争が起こることもありました。

ポルトガルは、自然条件が適していることから、昔から多くの塩を生産していました。

かつて、ポルトガルには5つの重要な塩田(アヴェイロ、フィゲイラ・ダ・フォズ、セトゥーバル、アルカセル・デ・サル、アルガルヴェ)がありましたが、現在は、ポルトガルの塩のほとんどは、アルガルヴェ地方のオリャオン、タヴィーラ、カストロ・マリンで生産されています。

  塩と健康 塩は人間の体にとって必要不可欠な要素です。

血流、血管の調整や、神経系統、筋肉を司る上でなくてはならないものです。

人間が生存するために必要な要素を挙げるとすると、重要度が高い順に、以下のようになります。

1) 酸素 2) 水 3) 塩分 4) 食糧 人間は体の中で塩分を作ることができないため、食の中で摂取する他ありません。

そのためには、「品質の高い塩」を摂ることが理想的です。

塩分は、他の多くの栄養素同様、適度に摂取することが大切です。

同時に、どんな塩を摂取しているのか、理解することが大切です。

過去数10年で、私たちの食生活は大きく変わり、出来合いの食べ物やファストフードの消費が増えることで、血管系の病気やガンなどが増加しています。

WHOによると、果物や野菜を取り入れたバランスのとれた食生活は、このような病気になるリスクを減らしてくれるそうです。

トラディショナル・シーソルトのような100%ナチュラルな塩には、塩化ナトリウムの他、健康的な生活を送る上で必要な栄養素を含んでいます。

  世界の塩 天日塩:海水などの塩水からつくられる塩のうち、乾燥した気候を利用して天日蒸発だけで結晶させた塩を天日塩(てんぴえん)といいます。

トラディショナル・シーソルトは、天日塩です。

一般的なシーソルト: 塩田で作られたものを重機で集め、化学薬品を使って洗浄、遠心分離にかけて乾燥させます。

多くの場合、その後漂白されます。

●精製塩: 塩田で作られるわけではなく、温度と気圧が管理された工場の中で、溶解、再結晶させたものです。

結晶は塩化ナトリウムを原料としているため均質。

石油燃料を使って温められ、凝固防止剤として、フェロシンアン化カリウムなどが添加しています。

●マルドンの塩: 英国産、海水を蒸発させて作りますが、燃料を利用して窯を温めます。

●セル・グリ(グレーソルト、ゲランドの塩):フランスの伝統製法により作られるシーソルト。

泥水が塩に含まれるため色はグレー。

●結晶塩: マルドンの塩同様、燃料を利用して水分を蒸発させます。

●ロックソルト(岩塩): 成分の99%が塩化ナトリウム ●ヒマラヤ岩塩: 岩塩の一種。

不純物が含まれるため、独特の色合いが産まれます。

 

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